ここ数年、グラノロは国連のアジェンダ2030に従い、環境負荷低減への取り組みを強化しています。 食品業界のようにエネルギーを多く必要とする分野に属するという認識のもと、環境保全、雇用問題、経済面の課題に取り組んできました。 イタリアで有機農業によるパスタ製造の先駆者であるグラノロは、地元の生産者やサプライヤー、特にプーリア州の農家との協力関係を深めることで持続可能な体制を強化し、現在では企業活動における重要な一員と見なされています。
トリジェネレーションによる自家発電システム
トリジェネレーションによる熱エネルギー自給システム
トリジェネレーションによる冷熱エネルギー自給システム
太陽光発電によるエネルギー自給システム(現在導入中)
施設の灌漑用水として、雨水を回収・再利用
プーリア州の農業法人
グラノロ・デディカートの認証付き地域密着型サプライチェーンから調達した主要原材料
再生可能エネルギー
プラスチック包装材の削減
デディカートサプライチェーン契約により、100%プーリア産のパスタが誕生しました。このパスタは、カピタナータ地方、アペニン山地、ガルガーノ地区で栽培されたデュラム小麦を、デ・ヴィータ社で製粉し、フォッジャの2つの協同組合で保管した後、バーリ県コラートのパスタ工場グラノロで製品化されています。
グラノロ・デディカートのような地域密着型サプライチェーンは、長距離の貨物輸送を抑えることで排出ガスを削減し、地域経済を支えながら環境負荷を軽減します。
また、プーリア産小麦のみを使用することで、第三者認証機関DNVからISO 22005:2008認証を取得し、サプライチェーンの完全なトレーサビリティが保証されています。さらにDNVは、グラノロ・デディカートはグリホサートが不使用であることを認証しており、有害な化学物質が含まれていないことを保証しています。
グラノロは、長年にわたる理念の柱であるイノベーションを基盤に、カーボンフットプリントを年々削減することを目指しています。
当社で使用されるエネルギーの46%は、再生可能エネルギーにより供給されています。また、2020〜2022年には、パスタ工場グラノロはトリジェネレーションシステムを導入し、エネルギー消費を13.6%削減しました。
このシステムにより、今後数年間のうちに、パスタ工場の総エネルギー需要の60%が賄われると見込まれています。
さらに、トリジェネレーターシステムにより、熱エネルギーの20%と冷熱エネルギーの100%が供給される予定です。また、太陽光発電設備の導入に関する持続可能性調査によると、トリジェネレーターシステムでカバーできない残りのエネルギー需要(40%)を補える見込みがあります。
グラノロ・デディカートのパッケージには、CO₂排出削減を目的として、FSC認証を受けた「Aticelca 501」リサイクル紙が使用されており、現在、パッケージには100%リサイクル可能な紙を使用しています。
グラノロ・デディカートは、経済面および技術・知識の面からプーリアの農業を支えるサプライチェーン契約です。
経済面では、このサプライチェーンに参加する350の農家は、グラノロを出荷先として確保できるほか、高品質な小麦生産には、当社からの報奨制度も適用されています。
また、プロダクトイノベーションは、供給力が需要を上回る市場において競争力を維持するために重要な役割を果たします。
そのため、パスタ工場およびサプライチェーンの農家にとって、製品や生産プロセスを継続的に革新・改善することは、品質を維持し顧客ニーズに応えるとともに、競合他社との差別化を図り、競争優位性を確保するために不可欠となります。
近年、グラノロは、フォッジャのC.R.E.A.(農業研究・農業経済分析評議会)と協力し、新しいデュラム小麦品種の開発を目的とした博士課程を支援しています。