グラノロの持続可能性

消費者や環境に配慮しながら持続可能な発展を続けること、これがグラノロの企業活動の基本理念です。

グラノロの企業努力

生産活動のすべての過程は社会を構成する一部であり、透明性のある原則に従って行動する義務があります。

私たちグラノロ社はこの義務を責任を持って受け入れ、変化し続けるグローバルニーズによって課せられる課題に応えます。

再生可能パッケージ

2019年にイタリア国内のパスタ会社として初めて、グラノロはグラノロ・オーガニックパスタシリーズのすべての製品のパッケージを100%再生可能な紙製に変更しました。現在100%プーリアのグラノロ・デディカートシリーズの製品も再生可能紙パッケージ (Aticelca® 501)に代わりつつあります。これは企業イメージの問題だけではなく、尊重と思いやりの気持ちの問題です。

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Aticelca® 501再生紙は紙とフィルムの混合素材で、そのうち65%以上が紙なので、パッケージは問題なく再生紙として扱われます(Aticelca501方法)。

また、使用される紙は、適切な森林管理と環境の持続可能性のために活動するNPO団体、FSC(森林管理協議会)の認定を受けています。

この選択によってグラノロは1つのパッケージあたり平均35%プラスチックの使用を減らし、二酸化炭素排出量において環境への影響を持続的に削減することを目指しています。

エネルギー消費

グラノロの工場はCAR技術(高効率コジェネレーション)を用いた、メタンガスを燃料とするトリジェネレーションシステムを備えています。このシステムは工場で必要とされる電力の約50%を供給し、さらにパスタの製造工程で使用される温水と冷水を生成する熱エネルギーもカバーしています。

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CAR技術システムを導入するとエネルギーパフォーマンスがよくなるので、エネルギーコストが節約でき、大気中への二酸化炭素の排出量も削減されます。

実際、欧州議会は京都議定書の目標を達成するための重要な手段としてコージェネレーションの促進を図っており、数年前から正しい熱電併給の普及を優先事項の一つとしています。

ショートフードサプライチェーン

グラノロ・デディカートシリーズは、化学薬品を使わず自然な太陽光の下で成熟する、イタリア国内で最も品質の高いプーリア産小麦を100%使うというプロジェクトです。このプロジェクトは、環境を尊重し伝統を大切にするという価値観に基づいて、プーリア州の農業を支援し、農家と産業と消費者の間の絆を強くしたいという願いから生まれました。

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デディカートシリーズは、質の高い小麦を作り、プーリアの農業の発展を保証するという共通の目的のために、多くの人々が長い時間をかけてアイデアを共有し協力し合った、その努力の成果です。

グラノロ・デディカートシリーズは、国際的第三者認証機関のDNKによって無農薬・無グリホサートを保証するISO022005:08の認証を受けた、最初のプーリア州シリアルサプライチェーンによって作られた製品です。

畑から製品完成まで半径150㎞以内で完結するという短いサプライチェーンなので、そのすべての段階で二酸化炭素排出、つまり環境への影響を削減できます。

  • 畑で:-37%
  • 製粉所で:-3%
  • パスタ生産時:-14%
  • 配送時:-6%
  • 消費時:-41%

ビオシリーズ

オーガニック食品を選ぶということは、環境と健康の両方に責任を持つということです。

ビオ・グラノロ、ビオ・全粒粉、クオレ・ミオ・ビオの3つのシリーズの製品はすべて100%イタリアの有機農法による原料で作られます。

EUの有機農業ロゴのある製品は環境への影響に関する基準を満たした製品であるとして、原産地と品質が保証されます。

グラノロは、畑から食卓までサプライチェーン全体で管理された、健康的で安心して食べられる製品を消費者にお届けすることを目指しています。